中国の億万長者 半数以上が移民を検討中 (2)
▽6割「次の世代に企業残したい」投資・資産管理の面では、信託商品、株式投資、趣味の投資が今後3年間、多くの富豪の注目を集める投資先になるとみられる。今回の調査では、TOEIC回答者の40%以上が投資信託商品に関心を寄せていることがわかった。
回答者の60%以上が退職後は(自分の)企業を次の世代に残したいと回答し、約30%がマネジメントのプロフェッショナルに引き渡したいと回答した。
▽4分の1の資産源は不動産
胡潤研究院が作成した今年の中国富豪番付では、不動産投資ランク入りした1千人の約4分の1は不動産から冨を得ており、約5分の1は製造業から冨を得ていた。世界富豪番付に名前の挙がった1千人のうち、上野クリニック不動産業関係者は1割にも満たず、製造業関係者も8.5%しかいないのとは対称的だ。
中国の富豪の所属産業では金融・投資産業、娯楽・文化産業、ウォーターサーバー小売産業の占める割合が世界の富豪より目立って低く、胡潤研究院は、中国では今後、この潜在力を備えた3つ産業から多くの富豪が輩出される、との見方を示す。
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